to TOP ●チャリその2
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どこまでもつづく海道・R11 台東をでてからまだ半日しか走っていないが、国道11号はどこまでもつづく (って本当は花蓮までなんだけどね)。 左に中央山脈から派生した山々(白守連山)右に太平洋。たまに峠の上の町などもあるが、おおきなアップダウンはない。 台東の街を早めにでたのは正解だった。午前中の比較的過ごしやすいうちに距離を稼がないとこっちの方がアップダウンしてしまう。 |
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道野辺に花が咲き、並木は日陰を作ってくれる。ってそんなところばかりじゃないし疲れた〜休もうっと。 ここは売店もある休憩所で、金樽休憩区というところかと思う。レモンかなんかの果汁ドリンクをつくってもらった。 このあたりは<東海岸国家風景区>といわれる日本でいう国定公園のようなもの。国立公園は<国家公園>という名称が付く。 途中、ドライブインで昼食にする。 言葉が一切通じずおたがい困り果てる。やがてオヤジさんが家族連れのお客さんにたのんで、大学生らしき娘さんが英語で私の注文をとるはめとなった。彼女はわたしにあんなの?こんなの?と聞いてくれて私は、あんなの、こんなのと注文した。彼女はオヤジさんに注文を伝えると何もなかったように家族と食事を続けた。謝謝。 |
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午後はヤシの木陰や名も知らない木の下で休みながら、今日はどこまでゆこうか?なんて地図と体力の相談をすることになる。 <成功・チェンゴン>という大きな港町にてひと休み。キウイジュースを作ってもらって情報収集。この先の<三仙台>にホテルや民宿はないか訪ねる。漢字での筆談だ。 普段から漢字もろくに書けない私の字は小1の子供のようになっている。それはともかく、「三仙台にはない。が、もう少し行くと民宿があるだろう」ということが解った。 ↑この先<三仙台>観光名所である。島までおおきな太鼓橋がかかっていて、観光バスやマイカーで多くの人が集まる。 観光地にあまり興味もない私は、ポカリを買って公園でひと休みだ。 よく見ると公園の植えこみの緑が落花生のようなんだけど??所変わればである。(写真円内、葉っぱといい花といい落花生そのものだ) |
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↑2日目、さあ出発だ、ファーレンまで107キロ。 途中にあった墓地。テレビなどでみる沖縄のと造りが似ているようだが、後ろに見えるピサの斜塔は立派だ。(実際かたむいてはいません(^^;) |
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このあたり一体を<花東海岸公路>というらしい。花蓮〜台東をつめたものか?R11の交通量はけっして多くなく自転車でも大変走りやすい。 結局この海道ですれちがったツーリストは、自転車が2台バイクが2台といったとっころだった。ちょっと少ないようで残念だ。皆がみな手で合図をしたりVサインをしたり、、、昔日本でもやったよね。 ビューポイントでは休憩所が整備されれていて助かる。 先に休んでいたドライブの人達が「ハロ〜」とこえをかけてきた。こっちで休めと手招きをしている。あきらかに大陸中華系とは別の顔だ。在来の人達だと思う。東海岸には多くの現地系の人達が住んでいるようだ。帰りも「ハロ〜」といって去っていった。 ひと休みして走り出すとすぐ <長濱・チョンビン> の町に着いた。R11から離れて町なかを走る。ちいさな町で一本道の左右にあらゆる商店が並んでいる。八百屋、魚屋、食堂、衣類、ガソリン、村の鍛冶屋といった具合。昼どきだからか人の数も多い。こんな小さな町にも自助餐があり皆弁当を買って帰る。なかで食べると言うと扇風機とテレビをつけてくれスープを出してくれた。 |
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午後は八仙洞という観光地で休憩をとる、岩山の壁面に大小8カ所の祠がある。こちらも大きな観光地でたくさんの土産物店が軒を並べている。疲労から休憩時間がかなり長くなってしまう。 もともとの計画では<豊濱・フォンピン>という町まで海岸をいって<光復・コンフー>まで山の道を走り、鉄路にて台北へ行くつもりだった。 2日目は慣れて少しは距離も稼げるかと思ったがとんでもなかった。国道とはいえ登りの山道を光復までは無理だ。計画変更をよぎなくする。この先の北回帰線を最終目標点とした。 ←北回帰線のモニュメント R11沿いに塔が建っている。PM2時到着、疲れた〜。 バス停をさがしてまたしばらく北上だ。 |
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しばらく行くと、大きな橋のたもとの村に着いた。バスの発着所があり、運転手さんが2人、茶店の女主人と談笑中だ。40代とみてとれる彼女はほんの少し日本語が理解できた。光復へは途中で乗り換えることと次のバスの時間をおそわった。謝謝 バスに乗り込むとしばらくは平らな海岸線を走っていたがやがて峠道に変わった。ラッキー!ちょうどいいところでやめて良かった。 教えてもらった乗り換え地点より手前でこのバスは花蓮まで行くことがわっかた。追加料金を支払い花蓮まで乗り続けることにした。 バスは花蓮までの道をかなりの時間走ったかと思う。ちょっとした中距離バスだ。 花蓮の街は大都会だった。夕暮れが近づいていた。 |
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■今回の旅で個人の体力差(若者かオッサンか)もあるが、台湾はやっぱ暑かった。真夏だったらひからびていたかも(笑) 1日目の走行距離が約70キロと、小径車の限界ということも感じた。 |
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